働いてみて感じた、アパレル販売員という仕事

2022.11.11 | umi

こんにちは、umiです。

私は、新卒から弊社に入社するまで2年ほどアパレル業界に身を置いておりました。キラキラしたアパレル業界に興味を持つ就活生も少なくないのでは?と思い、今回はアパレル業界を選んだきっかけや感じたこと、経験上向いていると思う人物像などのお話をしていこうと思います。

目次

① なぜ販売員を選んだか

② なぜその会社を選んだか

③ 何をしていたのか

④ やりがいを感じたこと

⑤ 大変だったこと

⑥ 向いていると思う人

⑦ 今の仕事に通じること

なぜ販売員を選んだか

大学で衣・住のものづくりの勉強をしていたこともあり、デザインをすることや、ものを作ることに関心を持ち、その観点から就活をしていました。しかし、営業職や総合職などは自分の働く姿が具体的にイメージできずもやもや。その中で唯一、具体的な志望動機を作れた業界がアパレル業界でした。

アパレルのものづくりに携われる仕事がしたいと職を探すも、未経験である新卒がアパレル内部に入り込むのは至難の業。諦めて違う職種を選んだとしても転職で絶対ここに帰ってくる。と謎の自信があったので、内部からコツコツ頑張ろうと販売のお仕事を選びました。

なぜその会社を選んだか

アパレル企業では、お洋服のテイストの違いはもちろんですが、企業によって接客スタイルも異なります。

個人でノルマを設けられている会社、店舗でノルマを設けられている会社。大手企業だとマニュアルがしっかりしていて、中小企業だと自分の裁量で接客ができる。客数よりも客単価を意識する会社、客単価よりも客数を意識する会社。

私は大学時代に大手アパレル企業でアルバイトをしており、マニュアルに沿った接客や、大勢のお客様を捌く感覚にやりがいを見出せなかったため、中小企業でひとりひとりとの会話を大切にした会社に絞って就活をしていました。

そして、私は店長やスーパーバイザーのような販売のプロになりたい訳では無かったため、内部競争率の低そうな会社を選びました。

何をしていたのか

私が勤めていた会社の販売員のお仕事は、店舗に来られたお客さまへの接客や、お店や個人のインスタグラムの投稿、通信販売の対応が主になります。

アパレル業界でもSNSは必須ツールになっており、接客の合間にコーディネートを撮って撮影を行ったり、遠方のお客様とテレビ電話で接客をしたり、閉店後にインスタライブを行ったり。

店舗に来られたお客様への接客はもちろんですが、インターネット上での接客もとても重要になってきておりました。

やりがいを感じたこと

1番は、私に会いに来てくださるお客様がいたことです。

私が勤めていた店舗は駅から少し距離のある場所にあったのですが、私と話すと仕事の嫌なことを忘れて楽しいから。大事な予定に向けたお洋服を選んで欲しいから。と、わざわざ足を運んで会いに来てくださるお客様が少しずつ増えてきた際、楽しい時間を提供できているんだと自信につながりました。

また、身長や体型が近いから、好みが合うからと、Instagramを通してお洋服の相談のDMをくださる遠方の方の存在も、自分が会社にいる存在価値のようなものを感じることができました。

大変だったこと

私が勤めていた会社の接客スタイルでは、お色味やご試着などにお困りのお客様へのお声がけはもちろんですが、その前の段階からニーズを聞き出す力が特に重要でした。私は考えてから行動する癖があるため、お客様へ話しかけるベストなタイミングを掴むのに苦戦しました。

また、店舗としてのノルマが設けられており、日々の予算が大きく下回った際の店舗の雰囲気作りにも苦戦しました。自分が焦ってしまうと、部下も焦ってしまうし落ち込んでしまう。店舗という少ない人数で働くからこそ、いちばん大切でいちばん難しい点でした。

向いていると思う人

いろいろだと思いますが、働いている上で特に向いてるなと感じたスタッフの特徴を挙げます。

・考えるより行動タイプの人

あれこれ思い込まずに「とりあえず」で行動に移せる人は結果的にぽんぽんと話が弾んでいた印象を受けます。声に出して問いかけないとお客様に伝わらないので、考えるより行動タイプの人は向いていると思います。

・物事を楽観的に考えられる人

お客様の期待に答えられなくて凹んでしまうと、次のお客様に対して億劫になり真摯に対応できなくなってしまいます。毎日たくさんのお客様がご来店されます。失敗しても「次行こう!」とすぐ切り替えができる人は接客業に向いていると思います。

今の仕事に通じること

今はアフターファイブという会社で、ブランディングやマーケティングのようなものをしております。今の仕事に通じることは、就活生や企業様のニーズを感じる力。だとおもいます。自分の苦労した経験が、今の仕事に通じていると思います。

WRITTEN BY

umi | ブランドマネージャー

Connestyの企画や戦略を主に考えている人。
最近ぬくぬくカーペットを購入しました。